製造工程
そうめん製造工程
① 捏前工程
厳選した小麦粉と当日及び翌日の二日間の天候と湿度を見計らい、塩加減した塩水を練り合わせて、麺生地を作る。
② 板切工程(麺圧作業)
円板にのばし、麺生地を加圧し、十分に麺生地を水和,緩和の熟成及び均一にさせる。
③ 板切工程(板切作業)
麺圧され、均一になった麺生地に渦巻状の切れ目を入れて幅10mcの厚みをおよそ3cmの麺帯とし採桶に巻き込む。
④ 小より工程(油返し作業)
そうめんに粘りをもたせるために良質の綿実油を塗りながら、棒状にしていきます。そして数時間ウマシをおこなう。
⑤ 小より工程(細め・こなし作業)
綿実油を塗った生地によりをかけながら、徐々に細い紐状に、さらに細く数時間ウマシをおこなう。
⑥ 掛巻工程
2本の棒に8の字にかける。
⑦ 小引き工程
このように少し伸ばして長持のような箱(フロ)の中に入れ、風が入らないようにして、明日までウマシをおこなう。
⑧ 門干し工程
フロから出して伸ばし始める。
⑨ 乾燥工程
乾燥場にて、乾燥用ハタを手作業で動かしつつ、水分12.5%に均一に乾燥させる。
⑩ 切断工程
乾燥した麺を19cmに切断する。
⑪ 計量・結束工程
1束50gに計量し、鳥居の帯で結束する。
⑫ 貯蔵熟成工程
厄現象をおこなわせて、麺の食味を向上させるため、適度な温度・湿度の管理の下、熟成貯蔵させる。